本日は、大阪の「食の未来」について、お二人の経営者と意見交換をさせていただきました。
お一人目は、四条畷市でGreen Gardenを営む、堀社長さま。体験農園事業を中心に、大阪近郊の都市型農業の可能性を模索し、コミュニティービジネスや生物多様性の保護にも触れながら、新しいスタイルの農業を、ビジネスとして確立しようと奮闘しておられます。
もうお一方は、柏原市で創業100年のカタシモワイナリーでおなじみのカタシモワインフード株式会社を経営しておられる高井社長さま。大阪の地で豊かなブドウ畑を残していくため、安全で美味しいワインを作り続けていくため、将来にわたって食糧とその文化を継承していくために、ワイン製造販売のみにとどまらず、多くの企業と協力しながら幅広い活動をされています。
お二人のお話に共通するのは、「危機感」と、それに対峙する「信念」。地球温暖化、異常気象により、ブドウの収穫量が減り、産地として成り立たない地域もでてきている。また、生きていくうえで絶対的に必要な農作物について、子どもだけでなく、大人世代も全く知識のない人が増えており、農業の将来についてたいへん危惧される。そのような状況を踏まえて、経営者の立場で何ができるかを常に考え、行動に移し、活動されています。強い信念のもとに。
私は、自らの活動の中で「食育の推進」を重要なキーワードとして考えております。食事は、あらゆる人にとって必要不可欠、そして毎日かかわること。生活の基本である食事を、まず知って、考えて工夫し、自ら整えていく、それが子ども達にとって、かけがえのない大切な成長につながり、もちろん親世代・祖父母世代にとっても、たいへんプラスになると考えます。
多くの人と意見交換を重ね、連携しながら、食育を通して食の未来をまもり、子ども達の健やかな成長を見守っていけるように、現役大人として頑張ってまいりたいと思います(*^_^*)
2014年12月21日日曜日
2014年12月14日日曜日
“弁当の日” 食育シンポジウム
12月13日、大阪成蹊短期大学にて開催された、「いのちをつなぐ“弁当の日” 食育シンポジウム」に参加してきました。
これは、生活学に力をいれている同大学と、食育に取組み幅広く活動されている大阪ガス株式会社が主催し、大阪府、大阪府教育委員会ほか30団体以上の後援、協力等をもって行われたイベントで、会場には保護者や教育関係の方々をはじめ、おおぜいの皆さまが参加されていました。
“弁当の日”は、元小学校長・中学校長の竹下和男氏が提唱しておられるもので、子どもに「自分でお弁当をつくる」ことを経験させ、そこから生まれるさまざまな成長効果の大切さに着目し、全国的普及を目指しておられる取組みです。
私は今回、門真市の歯科医、河合先生の講演会の折にこのシンポジウムの開催を教えていただき、参加の機会をいただきました。子育てにおける「食育の大切さ」は、河合先生はじめ、以前から多くの方々との意見交換の中で確認してきたことであり、できるだけ多くの子どもたちや保護者の皆さまにも知っていただくことが重要です。
そのために、大阪の企業と、大学、多くの行政機関が協力し、このようなシンポジウムを開催されたことは、たいへん有意義なことだと考えます。そして、全国1600回以上も講演を続けておられる竹下先生にも頭が下がります。
先生が繰り返しおっしゃっていた言葉は、「(人は)置かれた環境に適応する。」子ども達が成長していく過程で、どのような環境に置かれているかにより、それぞれの環境に適応してさまざまな大人になるわけで、すなわち、子育てを楽しんでる親に育てられた子は子育てを楽しめる親になる、ということです。
脳神経は3歳までに、味覚は9歳までに、大部分が形成されるということで、子どもが置かれる食の環境がいかにその後の人生にとって大切かというお話を聞きながら、自分の子育ての反省点もたくさん見つかり、今からでも改めていこうと思いました。
そして、大切な食育を、多くの若い世代に知って考えてもらうために、自分に何ができるかも考えてまいりたいと思います(*^_^*)
これは、生活学に力をいれている同大学と、食育に取組み幅広く活動されている大阪ガス株式会社が主催し、大阪府、大阪府教育委員会ほか30団体以上の後援、協力等をもって行われたイベントで、会場には保護者や教育関係の方々をはじめ、おおぜいの皆さまが参加されていました。
“弁当の日”は、元小学校長・中学校長の竹下和男氏が提唱しておられるもので、子どもに「自分でお弁当をつくる」ことを経験させ、そこから生まれるさまざまな成長効果の大切さに着目し、全国的普及を目指しておられる取組みです。
私は今回、門真市の歯科医、河合先生の講演会の折にこのシンポジウムの開催を教えていただき、参加の機会をいただきました。子育てにおける「食育の大切さ」は、河合先生はじめ、以前から多くの方々との意見交換の中で確認してきたことであり、できるだけ多くの子どもたちや保護者の皆さまにも知っていただくことが重要です。
そのために、大阪の企業と、大学、多くの行政機関が協力し、このようなシンポジウムを開催されたことは、たいへん有意義なことだと考えます。そして、全国1600回以上も講演を続けておられる竹下先生にも頭が下がります。
先生が繰り返しおっしゃっていた言葉は、「(人は)置かれた環境に適応する。」子ども達が成長していく過程で、どのような環境に置かれているかにより、それぞれの環境に適応してさまざまな大人になるわけで、すなわち、子育てを楽しんでる親に育てられた子は子育てを楽しめる親になる、ということです。
脳神経は3歳までに、味覚は9歳までに、大部分が形成されるということで、子どもが置かれる食の環境がいかにその後の人生にとって大切かというお話を聞きながら、自分の子育ての反省点もたくさん見つかり、今からでも改めていこうと思いました。
そして、大切な食育を、多くの若い世代に知って考えてもらうために、自分に何ができるかも考えてまいりたいと思います(*^_^*)
2014年12月2日火曜日
尼崎市 稲村和美市長と
12月1日、第4回あましんグリーンプレミアム表彰式が開催され、ご来賓の尼崎市稲村和美市長とお会いしました。
エコトラックが、第1回「あましんグリーンプレミアム」環境活動部門特別賞をいただいたことがご縁で、毎回最終審査をつとめられている市長とお会いするのも4年目となります。
環境モデル都市 尼崎市が目指すECO未来都市あまがさきの実現、それに向けての環境に配慮した地域産業の活性化などについて、意見交換させていただきました。
今回の表彰式に先立ち、国連環境計画・金融イニシアティブ 特別顧問 末吉竹二郎先生による基調講演が行われました。テーマは「正念場を迎える温暖化対策と経済」。地球温暖化の「疑う余地のない」現状を、IPCCの報告データから解説していただき、来年のCOP21に向けての各国の動きやグリーン経済の成長モデルの提言、世界の自然エネルギーの現状分析、主要都市の自転車シェアリングなど、示唆に富むお話をたっぷりと聞かせていただきました。
末吉先生とは、エコトラックが取組んできた天然ガストラックでの運送事業、および低公害トラックの普及活動において得てきた課題や現状を、毎年報告させていただき、ご意見を賜っております。
温暖化との『総力戦』は、いわば『オール地球人・チームアース』で挑まなければならない、待ったなしの問題。まずはできることからひとつずつ、活動を継続していきたいと思います(*^_^*)
エコトラックが、第1回「あましんグリーンプレミアム」環境活動部門特別賞をいただいたことがご縁で、毎回最終審査をつとめられている市長とお会いするのも4年目となります。
環境モデル都市 尼崎市が目指すECO未来都市あまがさきの実現、それに向けての環境に配慮した地域産業の活性化などについて、意見交換させていただきました。
今回の表彰式に先立ち、国連環境計画・金融イニシアティブ 特別顧問 末吉竹二郎先生による基調講演が行われました。テーマは「正念場を迎える温暖化対策と経済」。地球温暖化の「疑う余地のない」現状を、IPCCの報告データから解説していただき、来年のCOP21に向けての各国の動きやグリーン経済の成長モデルの提言、世界の自然エネルギーの現状分析、主要都市の自転車シェアリングなど、示唆に富むお話をたっぷりと聞かせていただきました。
末吉先生とは、エコトラックが取組んできた天然ガストラックでの運送事業、および低公害トラックの普及活動において得てきた課題や現状を、毎年報告させていただき、ご意見を賜っております。
温暖化との『総力戦』は、いわば『オール地球人・チームアース』で挑まなければならない、待ったなしの問題。まずはできることからひとつずつ、活動を継続していきたいと思います(*^_^*)